障害者支援につながるノベルテイ・グリーンダイアリー

B型事業施設障害者の就労による平均月収は廉価で自立していくには非常に厳しい状況です。
施設の作家達が描いた作品画を表紙に取り入れた新しいノベルテイ『グリーンダイアリー』を社会に広げて
各企業の販促活動に活用いただきながら売上げの一部を障害者支援に繋げる新しい社会福祉貢献型ノベルテイモデル
の確立に協力をいただきたい。
障害者の収入である賃金(工賃)の現状

一般的な企業に雇用されることが障害者や難病を持つ人に就労を提供する福祉サービスである
就労継続支援事業には、A型事業とB型事業の2種類が有ります。
< 就労継続支援事業A型 >全国3,633か所
対象者:18歳~65歳未満
雇用契約を結び最低賃金が保証される(1日の実働時間4H~8H)
< 就労継続支援事業B型 >全国12,524か所
就労継続支援B型とは、障害や難病のある方のうち、年齢や体力などの理由から、
企業等で雇用契約を結んで働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる
福祉サービスです。
障害者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつであり、比較的簡単な作業を、
短時間から行うことが可能です。
年齢制限はなく、障害や体調に合わせて自分のペースで働くことができ、
就労に関する能力の向上が期待できます。
事業所と雇用契約を結ばないため、賃金ではなく、生産物に対する成果報酬の
「工賃」が支払われます。
A型事業所の3倍を占めるB型事業所でも上昇傾向にあるとはいえ平均賃金が
¥16,369/月というとても自立しての生活は厳しいのが現状です。
ニューノベルテイ・グリーンダイアリーとは?

各企業が新商品やサービス紹介など販促を目的に配布されるノベルテイの中で、
年末時期に重点顧客などに配布されるカレンダーやダイアリーなどの紙加工品に
障害者施設の作品画を取り入れて更に売り上げの一部を施設にバックして支援につなげる
新しいノベルテイモデルを構築しようとしています。
スペック的には、中身は開きがよく使いやすい環境にも良い寒冷紗付きPUR製本となっており
本文紙質は光の反射を和らげる、目に負担をかけないグリーンの用紙を使用した
視覚過敏の方や健常者の方にもおすすめの商品となっています。
実用的なA5サイズ、年間ダイアリー、マンスリーダイアリー、ウィークリーダイアリーとたっぷり
方眼ページもついて192pのボリューム。
表紙は障害者支援施設提供のデザイン類から選んでもらい、腰帯にはオリジナルの企業広告を印刷し
添付する形でノベルテイとして活用できます(会社名、連絡先、キャッチコピー、HPアドレスや
QRコード掲載でサイトへの誘引も可能です)
課題と目標は

このノベルテイモデルを確立に向け動いていく中で、高齢化も進み人手不足が慢性化する中、
外国人材に頼るだけでなく障害者の力を有効に活用し労働に見合う適正な賃金の確保にも
社会全体が目を向けていただき、まずは障害福祉サービス業界の置かれてる課題に
ご理解いただく機会になればと思います。
そして事業を定着させて全国に広げていきながら商品を貰った方にも喜んでいただき、
企業店舗様のイメージアップにも繋がり、障害者の方々や福祉サービス業界の方々の置かれている
状況へのご理解や継続的な支援に繋がればと考えています。